歯のホワイトニング、実際どのくらい持つの?白さをキープするコツはある?
黄ばんだ歯を白くすることができるホワイトニング。
歯が白くなると見た目年齢が5歳~10歳若返るなどと言われるように、歯の色というのは顔の印象を大きく左右します。
歯を白くする方法にはいくつかありますが、その中でも確実な効果が得られ、しかも健康的に進めていくことができる歯科医院のホワイトニングは特に注目を集めています。
でも、「実際どのくらい白さが長持ちするのかな?」ということが気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ホワイトニングの持続期間、白さが長続きする人とそうでない人の違い、白さをキープするためのコツについてご紹介します。
ホワイトニングの持続期間

ホワイトニングは歯の内部にしみ込んだ色素を分解することで歯を白くしていく方法ですが、施術後の飲食によりまた徐々に色素が沈着していくため、後戻りをしていきます。
歯科医院で行うホワイトニングには大きく分けて3種類あり、それぞれ持続期間にも違いがあります。
オフィスホワイトニング
歯科医院のチェアーで行うタイプで、少ない回数で輝く白さにしていくことができるのが特長です。
ただし、色の後戻りも早く、だいたい3~12カ月程度で後戻りをすることが多いです。
ホームホワイトニング
自宅で行うホワイトニングで、オーダーメイドのマウスピースにホワイトニング剤を入れて装着することでだんだんと歯を白くしていきます。
濃度が低めに抑えられているため効果はゆっくりですが、自然な白さに仕上がることと、より効果が持続するのが特長です。
持続期間は6か月~2年程度です。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法で、両方の良い部分を引き出すことができ、より効果の高い仕上がりになります。
持続期間は1年~3年程度です。
ホワイトニングの白さが長続きする人とそうでない人の違い
ホワイトニングの効果の持続期間は生活習慣や食生活によって違いが出てきます。
具体的には次のようなことがホワイトニングの持続期間に影響を与えます。
・着色しやすい飲食物の摂取頻度(お茶、コーヒー、赤ワイン、ミートソース、カレーなど)
・喫煙の有無
・水分の摂取頻度
・唾液の量
・歯磨きの頻度、やり方
・口呼吸をしているかどうか
・歯の表面に傷があるかどうか
ホワイトニングの白さをキープするためのコツ
毎日のちょっとした心がけで、ホワイトニング後の後戻りを遅らせることができます。
着色しやすい飲食物を極力避ける
着色を起こしやすい色の濃い飲食物を口にする頻度が多いほど、着色しやすくなりますので、なるべく頻度を減らしましょう。
色の濃いものを飲食した後は水を飲む
もしも色の濃いものを口にした場合には、色素が沈着する前に水を飲む、もしくはゆすいで流すとよいでしょう。
ストローを使用する
色の濃いものを飲む際には、ストローを使用すると、喉の方に流れて色素が歯に付着しにくくなります。
鼻呼吸を心がける
口で呼吸をしていると口内が乾燥し、唾液の自浄作用が発揮されずに歯に着色しやすくなりますので、意識して鼻呼吸をするようにしましょう。
タバコを吸わない
タバコを吸うとヤニの色がついてしまうため、避けるようにしましょう。
歯を傷つけない
歯をゴシゴシと力任せに磨いたり、研磨剤の多い歯磨き粉をたっぷり使って磨いたりしていると、歯の表面に傷がつき、その傷に着色しやすくなりますので、歯磨きは優しく、できれば専用歯みがき粉を使用するとよいでしょう。
定期的に歯のクリーニングを受ける
歯科医院で定期的に歯のクリーニングをして着色を落とすことで、白さを維持しやすくなります。
定期的にタッチアップをする
歯の白さをキープするためには、数か月~1年に一度程度タッチアップ(再ホワイトニング)を行うのがおすすめです。
まとめ
ホワイトニングの持続期間は食習慣や生活習慣によって大きく左右されますが、着色しやすい原因を知り対処していくこと、そして、後戻りしにくくするクリーニングやタッチアップを行うことで白さをより長く維持していくことができます。
ホワイトニングをした方、これから検討中の方はぜひ参考にしてみてください。








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