一度インプラント治療を行ったら、メンテナンスは必要なのか。それとも生涯にわたって長持ちするのか。こちらのページではインプラントの寿命について詳しくご紹介いたします。
インプラントは、基本的に「半永久的に持つ」とされていますが、術後のケアや状況によっても若干変わってきます。
ただし、ブリッジや入れ歯に比べてば、一般的に圧倒的に長い対応年数を持っているといわれています。インプラントとよく比較される、入れ歯やブリッジの耐久年数は、入れ歯が5年、ブリッジが7年とされています。
それに比べて、インプラントの場合、優れた環境で治療した場合には40年以上の対応年数となっているため、『寿命』という観点から考えれば、いかに優れているかは一目瞭然です。
インプラントは、入れ歯やブリッジに比べて高い成功率であることも知られています。
入れ歯やブリッジは術後、10年では40~70パーセント程度しか、歯が残らないことに対して、インプラントは90~95パーセント程度の成功率となっているなど、長期的な安定感ということでは、抜群な治療法といえます。
インプラントの『寿命』についても、すべてのケースで長期間の対応年数となるとは限らず、次のようなケースで変動します。
上記の理由によって、必ずしもインプラントの『寿命』は安定しておらず、状況によっては、変動する可能性があることを押さえておくことが必要となります。出来るだけインプラントが長い対応年数となるようにするためには、術後の定期検診や日ごろのブラッシングやケアなどを十分にするなど、日々の健康管理に力を入れることが求められるといえます。
池田会のイースト21デンタルオフィス 歯科衛生士 小林が「歯の磨き方をプロが伝授」で出演いたしました。