毛根鞘とは?白い塊の正体や抜くとどうなるのか付着する原因まで解説

毛根鞘とは?白い塊の正体や抜くとどうなるのか付着する原因まで解説

抜け毛の根元についている白い塊を見て「これって何?薄毛の前兆?」と不安になった経験はありませんか。

実はこの白い塊は「毛根鞘(もうこんしょう)」と呼ばれる組織で、髪を頭皮に固定する大切な役割を担っています。

本記事では、毛根鞘の正体から皮脂との見分け方、AGAとの関係、正しい頭皮ケア方法まで、初心者にもわかりやすく解説します。

目次

毛根鞘とは?特徴と役割をわかりやすく説明

毛根鞘とは?特徴と役割をわかりやすく説明

毛根鞘(もうこんしょう)とは、毛根を包み込むように存在する筒状の組織のことです。

髪の毛が抜けたときに根元についている、半透明でゼリー状の白い塊がこれにあたります。

毛根鞘は頭皮の毛穴の中で毛の周りを覆うように位置しており、主に以下の2つの役割を担っています。

  • 髪の毛と頭皮をつなぎとめる「接着剤」のような働き
  • 外部刺激から毛根を保護し、髪の成長をサポートする機能

毛根鞘は「内毛根鞘」と「外毛根鞘」の2層構造になっています。内毛根鞘は髪の毛に密着して毛の成長を支え、外毛根鞘は毛穴の構造を保護する役割を持っています。この二重構造によって、髪は健康的に成長し、毛穴も正常な状態を保つことができるのです。

髪が自然に抜け落ちたときに毛根鞘がついてくることは、むしろ正常な証拠です。毛根鞘が抜けても毛乳頭と毛母細胞が残っていれば、新しい髪はまた生えてきますので心配する必要はありません。

毛根とは別物?混同しやすいポイント

「毛根」と「毛根鞘」は名前が似ているため混同されがちですが、実は別物です。

毛根は髪の毛の根元部分全体を指す言葉で、皮膚の下に位置する毛乳頭や毛母細胞などを含む総称です。一方、毛根鞘は毛根を取り囲む組織の一部であり、髪の毛を頭皮に固定する役割を担っています。

つまり、毛根が「毛の製造工場」だとすれば、毛根鞘は「工場を守る壁」のような存在といえるでしょう。

よくある誤解として「毛を根元から抜くと二度と生えてこない」という話がありますが、これは医学的には正しくありません。毛を抜いたときに白い塊(毛根鞘)がついてくることで「毛根ごと抜けてしまった」と勘違いしてしまうのが原因です。実際には、毛を作り出す毛母細胞は毛穴の奥深くにあり、通常の方法で完全に取り除くことはできません。毛母細胞が残っている限り、毛は再び生えてきます。

抜いた毛についてる白い塊は?気になる正体をチェック

抜いた毛についてる白い塊は?気になる正体をチェック

毛を抜いたときに白い塊が付着するのは、毛根鞘が髪の毛と一緒に抜けてくるからです。

毛根鞘は髪の毛と頭皮をしっかりとつなぎとめる接着剤のような役割を果たしているため、髪が抜けるときに一緒についてくることは自然な現象といえます。

健康な髪が正常なヘアサイクルを経て抜け落ちる際には、根元に毛根鞘が白い塊として残ることが多いです。これは髪が十分に成長し、自然な脱毛を迎えた証拠でもあります。

ただし、毛を無理に引っ張って抜いた場合は話が変わります。成長期の髪を強制的に抜くと、毛根や毛穴にダメージを与える可能性があるため注意が必要です。

ベタベタ・固い・透明など状態別の見分け方

抜け毛についている白い塊は、すべてが毛根鞘というわけではありません。その状態によって、毛根鞘なのか皮脂なのかを見分けることができます。

状態正体特徴
半透明でゼリー状毛根鞘ぷるぷるした質感
ベタつきがない
白く濁っていてベタベタ皮脂触ると粘り気がある
やや黄色っぽいことも
固くて白い角質・皮脂の混合毛穴に蓄積された古い角質と皮脂が固まったもの

毛根鞘の場合は、毛根を薄く包むように付着しており、透明感のある膜のような見た目をしています。触ってもベタつきはなく、むしろ「ぷにぷに」「ぷるぷる」とした感触があるのが特徴です。

皮脂の場合は、毛根の上から根元付近まで広範囲にベタベタと付着していることが多く、白色または黄色っぽい色をしています。嫌な臭いがすることもあります。

白い塊が毛根鞘であれば、それは自然な抜け毛の証拠なので心配いりません。一方、皮脂がたくさん付着している場合は、頭皮環境の悪化を示している可能性があるため、ケア方法を見直す必要があります。

毛根鞘じゃないかも?よくある勘違い

抜け毛についている白い塊を見て「毛根鞘だ」と思っても、実は別のものである可能性があります。よくある勘違いのパターンを知っておきましょう。

皮脂汚れとの違い

皮脂は皮脂腺から分泌されるもので、頭皮や髪を保湿し、外部刺激から守る役割があります。しかし、睡眠不足やストレス、脂っこい食事などが原因で過剰分泌されると、毛穴に溜まって抜け毛に付着することがあります。皮脂は毛根鞘と違い、ベタついた感触があり、臭いを伴うこともあります。

角栓との違い

肌は約28日周期でターンオーバー(新陳代謝)を繰り返しており、古い角質は自然に剥がれ落ちます。しかし、毛穴の中では古い角質が毛に付着して残ることがあり、これが白い塊として見えることがあります。角栓は毛根鞘よりも固く、やや黄色っぽい色をしていることが特徴です。

重要なのは、これらの白い塊は「毛根」そのものではないということです。毛根は毛母細胞がある毛穴の最深部に位置しており、通常の方法で完全に取り除くことはできません。

毛根鞘とAGAの関係

毛根鞘とAGAの関係

「毛根鞘がついていない抜け毛が多いとAGAかもしれない」という情報を目にすることがありますが、毛根鞘の有無だけでAGAを判断するのは難しいといえます。

そもそも毛根鞘は、すべての抜け毛に必ず付くものではありません。髪の成長段階や抜け方によって、毛根鞘がついていないこともあります。そのため、毛根鞘の有無だけを見てAGAかどうかを判断するのは適切ではないのです。

ただし、毛根鞘がついていない抜け毛が明らかに多い場合は、注意が必要です。毛根鞘がない=毛根部分が細く貧弱な状態で抜けている可能性があり、髪が十分に成長しきる前に抜けてしまっていることを示唆しているかもしれません。このような状態が続くようであれば、AGAの可能性も視野に入れて専門医に相談することをおすすめします。

AGAで起こる変化と毛根鞘の関係性

AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響によって、髪の成長サイクル(ヘアサイクル)が乱れることで起こります。

通常、髪は「成長期(約2〜6年)→退行期(約2〜3週間)→休止期(数ヶ月)」というサイクルを繰り返します。しかし、AGAを発症すると成長期が大幅に短縮され、場合によっては1年以下になることもあります。

このヘアサイクルの乱れが毛根鞘にも影響を与えます。

  • 健康な髪の毛根鞘:ふっくらとした膨らみがあり、髪をしっかり固定していた証拠
  • AGAの影響を受けた髪の毛根鞘:毛根部分が細く小さくなり、毛根鞘も目立たなくなる傾向

AGAでは髪が十分に成長する前に抜けてしまうため、毛根が小さく、毛根鞘が付着していないか、付着していても非常に小さい状態で抜けることが多くなります。

毛根鞘よりもチェックしたいAGAの初期サイン

AGAを早期に発見するためには、毛根鞘の有無よりも以下のサインに注目することが重要です。

抜け毛の質の変化

  • 抜け毛が全体的に細く、短くなっている
  • 髪にハリやコシがなくなった
  • 産毛のような細い毛が増えた

抜け毛の量の変化

  • シャンプー時や起床時の抜け毛が明らかに増えた
  • 排水口に溜まる髪の量が以前より多い
  • 枕につく髪の毛が増えた

薄毛の部位

  • 額の生え際が後退してきた(M字型)
  • 頭頂部(つむじ周辺)が薄くなってきた
  • 髪の分け目が目立つようになった

これらのサインに心当たりがある場合は、毛根鞘の状態に関わらず、早めに専門医に相談することをおすすめします。

AGAは進行性の脱毛症

AGAは「進行性」の脱毛症です。放置すると徐々に薄毛が進行していき、自然に治ることは期待できません。日本皮膚科学会のガイドラインによれば、50代男性の約40%がAGAを発症しているとされています。

以下のような状態であれば、専門クリニックへの受診を検討しましょう。

  • 抜け毛が明らかに増えた状態が1ヶ月以上続いている
  • 生え際や頭頂部の薄毛が目に見えて進行している
  • 家族(特に母方の祖父)に薄毛の人がいる
  • 毛根鞘のない細い抜け毛が多い

AGA治療は早期に始めるほど効果が出やすいとされています。「まだ大丈夫」と思っているうちに進行してしまうケースも多いため、気になる症状があれば早めの相談が大切です。多くのクリニックでは無料カウンセリングを実施しているので、まずは相談してみることをおすすめします。

毛根鞘が付いた毛を抜くとどうなる?知っておきたい注意点

毛根鞘が付いた毛を抜くとどうなる?知っておきたい注意点

毛根鞘が付いた毛を無理に抜くと、毛穴が傷つき、そこから雑菌が入り込んで感染症を引き起こすリスクがあります。

代表的なのが「毛嚢炎(もうのうえん)」です。毛嚢炎は、毛穴の奥にある毛根を包む部分(毛包)に細菌が感染して炎症を起こした状態で、赤いポツポツや膿を持った吹き出物のような症状が現れます。

毛嚢炎の主な原因菌は黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌といった皮膚の常在菌です。通常は皮膚のバリア機能によって毛穴の奥まで侵入することはありませんが、毛を抜くことで毛穴が傷つくと、菌が入り込みやすくなってしまいます。

毛嚢炎は軽度であれば数日で自然に治ることが多いですが、悪化すると「せつ(おでき)」や「よう」と呼ばれる状態に進行し、発熱や体調不良を伴うこともあります。

炎症して痛みを感じることがある

毛を無理に抜くと、毛根鞘が引き抜かれることで周囲の神経や血管が刺激され、痛みや炎症反応を起こすことがあります。

具体的な症状としては以下のようなものが挙げられます。

  • 抜いた直後のズキッとした痛み
  • 毛穴周辺の赤み・腫れ
  • かゆみやヒリヒリとした不快感
  • 数日続く鈍い痛み

これらの症状は多くの場合一時的なもので、数時間から1日程度で治まります。しかし、同じ部分の毛を繰り返し抜いていると炎症が慢性化し、治りにくくなることもあります。

痛みや赤みが出た場合は、清潔なタオルや保冷剤をガーゼで包んで5〜10分程度冷やすと症状が和らぎます。また、毛穴が開いた状態では雑菌が入りやすいため、患部を清潔に保つことが大切です。

埋没毛やシミが残ってしまうリスク

毛を無理に抜くことで、以下のような長期的なトラブルが起こる可能性があります。

埋没毛(埋もれ毛)

毛穴が傷ついて変形すると、新しく生えてきた毛が皮膚の外に出られず、皮膚の下で成長してしまう「埋没毛」になることがあります。埋没毛は見た目にも目立ち、無理に取り出そうとするとさらに肌を傷つける悪循環に陥りがちです。

色素沈着・シミ

毛を抜く刺激に対する防御反応として、メラニン色素が過剰に生成されることがあります。その結果、毛穴周辺に黒ずみや茶色いシミが残ってしまうリスクがあります。特に繰り返し同じ場所の毛を抜いていると、色素沈着が起こりやすくなります。

これらのトラブルを防ぐためには、毛抜きによる自己処理をなるべく避け、どうしても処理が必要な場合は電気シェーバーなど肌への負担が少ない方法を選ぶことが大切です。

毛穴が開いたままになってしまう

毛を無理に抜くと、毛穴が押し広げられて開いたままの状態になることがあります。特に太い毛や深く根付いた毛を無理やり抜こうとすると、毛穴が大きく開いたり、出血したりすることもあります。

開いた毛穴は見た目に目立つだけでなく、汚れや皮脂が溜まりやすくなり、ニキビや毛嚢炎などのトラブルを招く原因にもなります。

また、毛を抜く行為を繰り返すことで毛穴が徐々に大きくなり、毛穴自体が目立つ肌になってしまうこともあります。一度開いた毛穴を元に戻すのは難しいため、予防が重要です。

毛根鞘が付着しやすくなる原因と生活習慣の関係

毛根鞘が付着しやすくなる原因と生活習慣の関係

毛根鞘自体は正常な組織ですが、そこに皮脂が過剰に付着することで「毛根鞘が目立つ」と感じることがあります。

皮脂の過剰分泌には、以下のような原因が考えられます。

ホルモンバランスの乱れ

男性ホルモン(テストステロン)の影響で皮脂分泌が活発になることがあります。特にストレスや睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、男性ホルモンによる皮脂分泌を促進する恐れがあります。

脂っこい食事

揚げ物や脂身の多い肉、ジャンクフードなど脂質の多い食事を続けていると、皮脂分泌が過剰になりやすくなります。

頭皮の乾燥

意外かもしれませんが、頭皮が乾燥すると、それを補おうとして皮脂が過剰に分泌されることがあります。洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていると、必要な皮脂まで落としてしまい、かえって皮脂分泌を促進してしまうことがあります。

シャンプーや洗い残しの影響

シャンプーの方法やすすぎ残しも、毛根鞘に皮脂が付着しやすくなる原因になります。

洗い方の問題

  • シャンプーが泡立たないまま頭皮をゴシゴシこすっている
  • 爪を立てて洗っている
  • 頭皮全体にシャンプーが行き渡っていない

すすぎ残しの問題

シャンプーやトリートメントのすすぎが不十分だと、成分が頭皮や毛穴に残ってしまいます。これが頭皮環境を悪化させ、皮脂の過剰分泌や毛穴詰まりの原因になります。

特に、耳の後ろ、襟足、生え際などはすすぎ残しが起こりやすい部分です。シャンプー後は、指で頭皮を触って泡やぬめりがなくなるまでしっかりとすすぐことが大切です。

生活習慣や食事が関係することもある

日々の生活習慣や食事内容も、頭皮環境に大きな影響を与えます。

睡眠不足の影響

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、頭皮を含む全身の細胞が修復されます。睡眠不足が続くと、頭皮のターンオーバーが乱れ、皮脂分泌のバランスも崩れやすくなります。

栄養バランスの乱れ

髪の健康には、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が欠かせません。偏った食事を続けていると、頭皮に必要な栄養が行き届かず、皮脂分泌のコントロールがうまくいかなくなることがあります。

運動不足の影響

運動不足は血行不良を招き、頭皮への栄養供給を妨げます。また、汗をかく機会が減ることで、毛穴に皮脂や汚れが溜まりやすくなります。

ストレスやホルモンバランスとの関係

ストレスやホルモンバランスの変化は、皮脂分泌や頭皮環境に大きな影響を与えます。

ストレスの影響

強いストレスを受けると、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になります。すると血管が収縮して頭皮への血流が悪くなるとともに、男性ホルモンの分泌が促進されて皮脂が増えやすくなります。

ホルモンバランスの変化

年齢や体調によってホルモンバランスが変化すると、皮脂の分泌量も変わります。男性の場合は思春期から20代にかけて皮脂分泌が活発になり、女性の場合は生理周期や更年期によって皮脂量が変動することがあります。

ストレスを完全になくすことは難しいですが、適度な運動やリラックスする時間を設けることで、ストレスの影響を軽減することができます。

頭皮環境が乱れているサイン

毛根鞘に皮脂がたくさん付着している状態が続くようであれば、頭皮環境が乱れているサインかもしれません。以下のような症状にも注意してください。

  • 頭皮がベタつく、脂っぽい
  • フケが増えた(脂っぽいフケ、乾燥したフケ)
  • 頭皮にかゆみがある
  • 頭皮に赤みや湿疹がある
  • 頭皮から嫌な臭いがする

これらのサインに心当たりがある場合は、シャンプーや生活習慣を見直すとともに、改善が見られない場合は皮膚科を受診することをおすすめします。頭皮トラブルを放置すると、抜け毛の増加につながる可能性もあります。


毛根鞘が気になる人のための正しい頭皮ケア方法

毛根鞘が気になる人のための正しい頭皮ケア方法

洗いすぎないのがいちばん大事

毛根鞘に付着する皮脂が気になるからといって、頭皮を洗いすぎるのは逆効果です。

頭皮には適度な皮脂が必要です。皮脂は頭皮を乾燥や外部刺激から守るバリアの役割を果たしています。洗いすぎてこの皮脂を落としすぎると、頭皮が「乾燥している」と判断して、かえって皮脂を過剰に分泌してしまいます。

避けたい洗い方

  • 朝晩の1日2回シャンプーする
  • 熱すぎるお湯(40度以上)で洗う
  • 爪を立ててゴシゴシ強くこする
  • 長時間かけて何度も洗う

おすすめの洗い方

  • シャンプーは基本的に1日1回で十分
  • ぬるま湯(38度前後)を使用する
  • 指の腹で優しく頭皮をマッサージするように洗う
  • 予洗いをしっかり行い、シャンプー前に汚れを落としておく

強くこすって洗うと頭皮に負担がかかり、炎症やかゆみの原因になります。シャンプーは「髪を洗う」のではなく「頭皮を洗う」という意識で行いましょう。

皮脂を落としすぎないシャンプーを選ぶ

洗浄力が強すぎるシャンプーは、必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮環境を悪化させる原因になります。毛根鞘への皮脂付着が気になる人は、シャンプー選びにも注意が必要です。

おすすめのシャンプータイプ

  • アミノ酸系シャンプー:肌と同じ弱酸性で、必要な潤いを残しながら優しく洗浄できる
  • ベタイン系シャンプー:低刺激で保湿力が高く、敏感な頭皮にもおすすめ
  • スカルプシャンプー:頭皮ケアに特化した成分配合で、頭皮環境を整える

避けたほうがよいシャンプー

  • 高級アルコール系(ラウリル硫酸ナトリウムなど)の洗浄力が強すぎるもの
  • メントールなどの刺激成分が多く配合されているもの

シャンプーを変えてすぐに効果が出るわけではありませんが、2〜3週間続けることで頭皮環境の変化を感じられることが多いです。

頭皮は触りすぎないほうが安定しやすい

抜け毛が気になるあまり、無意識に頭皮を触ったり、抜け毛をチェックしたりしていませんか?実は、この行為が頭皮に刺激を与え、かえって頭皮環境を悪化させている可能性があります。

頭皮を触りすぎることのデメリット

  • 摩擦による頭皮への物理的刺激
  • 手についた雑菌が頭皮に移る
  • 成長期の髪を引っ張って抜いてしまう
  • ストレスや不安が増大する

特に、抜け毛を確認するために髪を引っ張ったり、頭皮をかいたりする行為は避けましょう。髪が気になるときでも、1日に何度も確認するのではなく、シャンプー時や朝のブラッシング時など、決まったタイミングだけにとどめておくことをおすすめします。

どうしても気になる場合は、専門クリニックで頭皮の状態をチェックしてもらうと、客観的な判断ができて安心です。

生活習慣を整えるだけでも変わることがある

頭皮ケアというと特別な製品やサロンでのケアをイメージするかもしれませんが、実は日々の生活習慣を整えるだけでも頭皮環境は改善できます。

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、頭皮の細胞修復に欠かせません。毎日7〜8時間の質の良い睡眠を心がけましょう。特に、22時〜2時は成長ホルモンの分泌が活発になる時間帯といわれています。

バランスの良い食事は頭皮の健康に直結します。特に以下の栄養素を意識して摂取しましょう。

  • タンパク質:髪の主成分であるケラチンの材料(肉、魚、卵、大豆製品など)
  • ビタミンB群:皮脂分泌のコントロールに関与(レバー、納豆、卵など)
  • 亜鉛:髪の成長に必要なミネラル(牡蠣、牛肉、ナッツ類など)

適度な運動は全身の血行を促進し、頭皮への栄養供給を助けます。ウォーキングやジョギングなど、無理なく続けられる運動を習慣にしましょう。また、運動にはストレス解消効果もあり、皮脂分泌の安定にもつながります。

毛根鞘に関するよくある疑問Q&A

毛根鞘に関するよくある疑問Q&A
毛根鞘が付いてない毛は問題ない?

毛根鞘が付いていない抜け毛が見られても、すぐに問題があるとは限りません。

髪の毛はヘアサイクルの「退行期」から「休止期」にかけて、毛根鞘との結合が徐々に弱まっていきます。そのため、自然に抜け落ちた髪の毛には毛根鞘が付いていないこともあります。

また、切れ毛の場合は毛根鞘がないのは当然です。髪のダメージがひどい場合や、タオルで強くこすったときに髪が途中で切れてしまうと、毛根鞘は付いてきません。

ただし、毛根鞘が付いていない細くて短い抜け毛が多い場合は注意が必要です。髪が十分に成長する前に抜けている可能性があり、AGAなどの脱毛症の初期症状かもしれません。気になる場合は、専門医に相談することをおすすめします。

抜け毛チェックはどこまで気にするべき?

抜け毛のセルフチェックは大切ですが、気にしすぎるとストレスになり、かえって抜け毛を増やす原因になることもあります。

チェックの目安

  • 1日の抜け毛は50〜100本程度が正常範囲
  • 季節の変わり目(特に秋)は抜け毛が増えることがある
  • シャンプー時に抜ける毛が急に増えたときは要注意

気にしすぎを防ぐポイント

  • 毎日何本抜けたかを数えるのは避ける
  • チェックするタイミングを決めておく(シャンプー時のみ、など)
  • 1〜2週間単位で変化を見る

抜け毛の本数よりも、「抜け毛の質」に注目することが大切です。細くて

男女で毛根鞘の出やすさは違う?

毛根鞘そのものに男女差はありません。毛根鞘は髪の毛を頭皮に固定する組織であり、男女ともに存在します。

ただし、毛根鞘に付着する皮脂の量には男女差があります。

男性の特徴

  • 男性ホルモンの影響で皮脂分泌が多い傾向
  • 毛根鞘に皮脂が付着しやすい
  • 頭皮のベタつきを感じやすい

女性の特徴

  • 男性に比べると皮脂分泌は少なめ
  • 生理周期によって皮脂量が変動することがある
  • 更年期以降は皮脂分泌が増加することも
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この記事を書いた人

東京都江東区の西大島駅からも近い歯医者のアリオ北砂歯科クリニックはアリオ北砂ショッピングモール内3階にて土日祝日も診療しております。

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