2018年08月15日 (水) 

インプラントは医療費控除が利用できる?対象となる治療の範囲と申請方法

インプラントは入れ歯と違い取り外すことがなく、残っている歯に負担をかける必要がありません。また虫歯にならないので毎日のケアが楽で、食事をするときも気を使う必要がありません。こうしたメリットが大きい反面、インプラントは自由診療となるのでどうしても治療費が高くなってしまいます。

一方、インプラントは美容整形などと違って医療費控除ができるため、申請をすれば還付金が返ってくることがあるのです。

インプラントの治療費の概要と医療費控除の内容や申請方法を池田歯科がご紹介します。

インプラント治療にかかる費用

インプラント治療にかかる費用

インプラント治療は保険対象の治療ではなく、全て自由治療となります。治療法によっても支払い額が異なってくるので、よく内容を把握し、可能であればインプラント治療をしてくれる複数の医院を比較して予算を検討してみてください。

インプラント治療に必要なCT検査などへの追加費用が必要になることもあります。また支払い方法については開始時の一括払い、完了後の一括払い、治療の進み具合をみながらの分割払いなどさまざまです。

自由治療となるため自己負担が大きくなることは言うまでもありません。無理のないよう支払いの計画をたてる必要があります。インプラント治療を行っている医院に相談し、納得のいく価格と内容を確認してから治療をすると良いでしょう。

インプラントは医療費控除の対象

インプラント治療は上記で説明したように全額自己負担の治療となるのですが、医療費控除の対象ではあります。医療費控除とは、1月1日から12月31日の間に自分もしくは配偶者や子供などのために支払った医療費が一定額を超えると、所得控除を受けることができる制度です。

医療費控除の対象となるのは、1年間で支払った医療費から保険金などで補填された金額と10万円(もしくは所得額の5%)を差し引いた金額となります。年間で10万円以上の医療費を払った場合に適応となります。

この医療費控除には病院で支払った治療費以外に、処方された医薬品など市販の医薬品代、入院の部屋代、病院までの交通費などが対象となります。美容整形はこうした控除の対象にならないのですが、インプラント治療での治療費は控除対象となりますので、覚えておくと意外な節約ができます。

この控除は年間の医療費すべてに対して適応されるものなので、インプラント治療だけでなく、医療費控除の対象になるものは全て計算をするようにしてください。

医療費控除額は最大で200万円までとなっています。

控除の申請方法

控除の申請方法

それでは医療費控除を申請して、還付金を受けるためにはどのようにすればよいのでしょうか。医療費控除は1月1日から12月31日までの医療費を合計し、確定申告が必要になります。

会社勤めをしていて、勤務先で年末調整をしている方と自営業などで確定申告の義務がある方とでは医療費控除の申告をする時期も方法も異なってきます。

いずれの場合でも共通なのは以下の点です。
この医療費控除を出すには、明細書を書くのに領収書が必要となるので1年間分保管するようにしてください。2017年までは領収書も全て提出が必要だったのですが、2018年からは明細書だけでよくなりました。明細書の代わりに医療費通知書でも問題ありません。

また領収書も提出を求められることがあるので、確定申告後も保管しておくとよいでしょう。

年末調整をしている場合は、勤務先が発行する源泉徴収票と確定申告書A様式、マイナンバーと上記で説明した明細書が必要になります。また、申告時期が確定申告を開始する2月15日ではなく、1月から申告が可能となります。確定申告が始まると税務署が込み合いますので、2月15日以前に済ませておくことをおすすめします。

給与所得者の場合は、医療費控除の申請は5年間という長い期間があるので、もしまだ過去5年間の間に申請をしていないものがあれば、還付申告をするようにしてください。

明細書や確定申告書A様式は、「税務署へ取りに行く」、「国税庁の公式サイトからダウンロードする」、「国税庁のウエブサイトの確定申告等作成コーナーを利用する」といった3つの方法があります。

個人事業主など確定申告の義務がある場合は、1月1日から12月31日までの医療費で支払った合計を確定申告するときに医療費控除の申請もします。医療費控除のための書類を作るわけではなく、確定申告をするのに必要な確定申告書Bの中に医療費控除の欄があるのです。確定申告時期である2月15日から3月15日が申請期限となります。

まとめ

インプラントは入れ歯治療と違い、他の歯への負担が少なく、取り外しの必要がありません。また虫歯になることもないのでケアが楽で、食事をするのにも心配をすることがありません。それでもなかなか治療に踏み出せない理由はコストがかかってしまうことでした。

しかし、インプラントは医療費控除の対象であり、申請をすれば還付金が戻ってくるので、これまでコスト面だけでインプラントを受けていなかった方はぜひ医療控除を活用してみてください。申請方法も難しいわけではないので、これを機会に支払いが不安でインプラント治療を受けてこなかった方も、ご検討いただけたらと思います。


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