2017年10月15日 (日) 

全部で20本ある乳歯!全て生えそろうのは何歳ごろ?

子供の成長は何事も個人差があるのは当然ですが、生後6ヶ月頃から歯が生え始める、と聞くとうちの子もそろそろかな、なんてワクワクしてしまいますね。思っているより早かったり、なかなか生えてこなかったりすると心配になってしまうこともあるでしょう。乳歯が生えてくる頃には下に永久歯がいます。元気な大人の歯が生えてきてくれることが何よりですね。今回は、乳歯がいつになったら生えてくるのか、そして乳歯の生えるタイミングが早かったり遅かったりしても大丈夫なのかについて池田歯科がお話していきます。

乳歯の種類と生えてくる順番

乳歯の種類と生えてくる順番

乳歯は5種類あり肩顎で10本、上下合わせると合計20本生えてきます。それぞれ名前も付いていて乳中切歯・乳側切歯・乳犬歯・第一乳臼歯・第二乳臼歯です。大人になった時の歯の呼び方の頭に「乳」をつけただけなので比較的わかりやすいかと思います。
乳中切歯は生まれて半年ほどで生えてきます。乳歯の中でも一番早く生えてくる歯です。中には稀にですが生まれた時すでに下顎に乳中切歯が生えていることがあります。生まれながらに生えているので舌先で歯をいじるなり、泣いたり笑ったりした時に何も生えていない上顎の顎の粘膜に常時当たり続け褥瘡やかい瘍を形成することもあります。しかし、先天的に生えている乳中切歯を抜歯してしまえば症状は落ち着きますし、抜歯しなくても刺激が起きないように歯科用材料で被覆してあげることでも症状を軽減させてあげることができます。
乳側切歯は乳中切歯の次に生えてきます。時期としては半年を少し過ぎた頃です。そして次は、乳第一小臼歯が生えてきます。第一乳臼歯は永久歯の第一小臼歯とほぼ同じ大きさをしています。そして乳犬歯が1歳半くらいで生えてきますが、なぜ乳犬歯は第一乳臼歯よりも遅く生えてくるのでしょうか。それは、永久歯でも乳歯でもそうなのですが犬歯というのは根っこの長さが歯の中で最も長いからです。犬歯は歯の根っこが最も長く、その分顎の奥深くにできてそこから伸びてきます。他の乳歯に比べて遠くから生えてくるので生える時期が少しずれてしまったというわけです。
最後に生えるのは第二乳臼歯です。第二乳臼歯は2歳前後で生えてきます。乳歯20本が全て生えそろうのは2歳前後であると言えます。
また、第二乳臼歯が生えた後に歯医者さんが気にするのは、上下奥歯の噛み合わせです。
この乳歯の奥歯同士の噛み合わせをターミナルプレーンというのですが、ターミナルプレーンは永久歯の歯並びに大きく関係することがわかっています。他にも上顎だと乳犬歯と乳側切歯、下顎だと乳犬歯と第一乳臼歯の間にある霊長空隙と呼ばれる隙間も永久歯の噛み合わせに関係していくとされています。

乳歯の生えるタイミングのズレ(早く抜ける編)

乳歯が生えるタイミングがずれるというのは、そこまで大きな問題とは捉えません。中には大きな問題として捉えなければいけないこともありますがそれは後述で紹介します。
気をつけたいのは、乳歯が遅れて生えてくることよりも、早く抜けてしまうということです。早く抜けてしまうと乳歯同士のバランスが崩れ、永久歯が生えてくるときに影響を与えてしまいます。歯は乳歯・永久歯問わず両隣の歯同士で支えあっています。例えば第一乳臼歯が何かのトラブルで抜けてしまったとします。すると奥歯である第二乳臼歯と乳犬歯にズレが生まれてきてしまうのです。どのようなズレかというと、第二乳臼歯は今まで通りのように支えてもらおうと傾くとそこには歯がいません。支えてくれていた歯がなくなってしまったのでそのスペースへ倒れこむように傾斜してしまうのです。乳犬歯も同様のことが起きます。無くなった歯のスペースへ両隣の歯が傾いていくことが起きるのです。すると下から生えてくるはずの永久歯が自分のスペースがないということになり、そのスペースを避けるようにして生えていくのです。よって永久歯の歯並びがズレてしまうということは起こりえます。

乳歯の生えるタイミングのズレ(遅く生える編)

乳歯の生えるタイミングのズレ(遅く生える編)

遅く生えてくる分にはそこまで大きな問題はないと言いました。しかし、生えてこない場合は話が違います。生えてこない歯のことを、歯科用語では埋伏歯と言います。乳歯の埋伏歯が起きる場合は全身的な遺伝疾患を抱えている場合があり、そちらの精査も必要となってくることがあります。
また埋伏歯を中心として、のう胞と呼ばれる袋状のできものが顎の中にできることもあるので、埋伏歯でその歯が生えてくる年齢を過ぎている場合は抜いてしまうことも一つの手です。しかし、多くの歯医者さんは抜かずに穴を開けて引っ張り出す牽引という方法を選択するでしょう。
実際の子供の全身状態にもよりますが、乳歯は永久歯が生えてくるためにも大変必要で、噛むトレーニングをするときにも非常に大きな働きをします。乳歯だから虫歯でも良いというようなことはないのです。


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