2016年02月4日 (木) 

高齢者は根元から虫歯治療するワケ

高齢者は根元から虫歯治療

一般的に虫歯ができやすい箇所は、歯と歯の噛み合わせの溝の部分や、歯と歯の隙間の面など。高齢者になると、歯の根元、歯と歯茎のあいだが虫歯になる「根面う蝕」という症状が現れることが多くなります。
歯の表面はエナメル質と呼ばれる硬いコーティングがなされていますが、根元の部分はこれがありません。加齢や歯周病で歯茎がゆるみ、根元が露出すると、このコーティングされてない歯が表面に現れるようになるので、この部分が虫歯になりやすくなるのです。

高齢になるとさまざまな理由で唾液が減る

高齢になるとさまざまな理由で唾液が減る

高齢になると、糖尿病や薬の副作用などさまざまな原因で唾液が出にくくなります。また、唾液は噛むことによって分泌が促進されるので、食が細かったり、自分で食事をとることが難しかったりすると、ますます分泌量が減ってしまいます。
唾液は、虫歯菌を退治し、食事によって口内が酸性に傾いているのを中性にし、清潔に保つ役割があります。唾液の量の減少も、高齢者の根面う蝕が増える原因です。

高齢者も日々のホームケアが大事

根面う蝕の治療はとてもやっかいです。根元だけでなく、歯茎の中に虫歯が入り込んでしまうと、時には抜歯が必要になることも。
まずは、日々のケアで虫歯をつくらないことが大切になります。
歯磨きは、歯磨き粉を少なめにつけて、根元の方を中心に磨きます。鏡の前で歯磨きをすると、磨き残しがないかチェックしやすいのでよいでしょう。
歯周病を防ぐために、歯茎を定期的にマッサージするのも有効です。歯磨き後に、指の腹で歯茎をグッと押して血行をよくします。
また、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯の隙間に食べカスが残らないようにします。高齢になると歯と歯のすきまが広がって、ものが詰まりやすくなります。
歯の表面をコーティングするために、フッ素を塗るのもよいでしょう。フッ素は歯を守ってくれますが、フッ素入りのうがい薬などを誤飲するといけないので、高齢者は歯科医院で塗布してもらうことをおすすめします。

噛む能力が減ると認知症になりやすくなる

噛む能力が減ると認知症になりやすくなる

噛む能力が衰えると、認知症のリスクが高まることが報告されています。認知症になると、歯のお手入れがおろそかになります。周りの介護をする人が気をつけて、本人が痛がったり嫌がったりするようであれば、認知症の歯科医療の専門医にかかるのも有効な方法です。
以上、高齢の方の歯科リスクについて説明しました。歯は全身の健康状態にも関わってくる大事な要素です。年を重ねてもなお人生をエンジョイするためにも、健康な自分の歯を大切にしていきたいですね。

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