2018年04月1日 (日) 

放置は危険?!詰め物が取れたときの正しい応急処置

虫歯の治療などで、歯に「詰め物」をすることがあります。この詰め物はそう簡単に取れることはないのですが、食事や事故などを原因として取れてしまうこともあります。取れてしまった詰め物は、放置していると非常に危険なのです。そこで、詰め物が取れたときの正しい応急処置について池田歯科が解説します。

なぜ詰め物が取れてしまうのか?

なぜ詰め物が取れてしまうのか?

まずは、「なぜ詰め物が取れるのか」ということについて解説します。最大の原因は「虫歯」であると言われています。「虫歯治療のために詰め物をしたのに…」と思われるかもしれませんが、虫歯による影響はどうしても避けられません。
虫歯による影響は、最終的に歯を溶かして損なわせてしまいます。詰め物は治療後の歯の状態に合わせて施術していますので、歯の状態が虫歯によって変化してしまうと詰め物も適合しない状態になってしまいます。
基本的に虫歯はその人の歯のケアが不十分であることにより進行してしまいますが、詰め物となると「歯医者さんの責任」である可能性も出てきます。詰め物をしているということは、おそらく虫歯治療の後であるということが多いでしょう。その虫歯治療が不十分で虫歯が再進行してしまったことによって、詰め物が取れてしまうことがあります。虫歯治療後、数ヶ月で詰め物が取れてしまった場合は治療ミスを疑う必要も出てくると思います。

詰め物が取れたときの対処法

では、詰め物が取れた時にはどうするべきなのでしょうか。
最も必要なことは「速やかに歯医者で治療を受ける」ことです。取れてしまった詰め物は、歯医者で詰めることができますが、最大の理由は「虫歯治療」の必要性があるからです。必ずしもそうではありませんが、詰め物が取れる最大の原因である虫歯が進行している可能性が高いので、歯医者で診てもらうことが必要なのです。仮に虫歯でなかったとしても、その原因について診断を受けることは重要です。
では「自分で詰め物をはめ直す」ということは良くないのでしょうか。その答えは「絶対に良くない」です。詰め物は歯の状態に合わせてあるので、向きを間違えなければ素人でも簡単にはめることはできます。しかし、そもそも「なぜ詰め物が外れてしまったのか?」ということを特定できないので、自分ではめ直しても根本的な解決になりません。虫歯を原因とした場合、ただフタをしただけではさらに虫歯が進行することになります。虫歯は進行するにつれて治療も長期化しますので、早めに治せるのであればそれにこしたことはありません。
また、虫歯以外にも原因があります。例えば詰め物が金属製の場合、その金属が劣化したことで外れてしまうことがあります。そうなると、自分で詰め直してもすぐにまた外れてしまいます。それどころか、劣化したということは隙間があるということなので、そこから虫歯菌などの細菌が入り込んで虫歯などの病気の原因になります。詰め物自体ではなく、詰め物を固定する「接着剤」が劣化しているということも考えられます。
治療を受けるに当たっては、その状態に関わらず詰め物を保存して歯医者に持ち込むことをお勧めします。何が原因で詰め物が取れてしまったのかを特定する材料になりますので、「新しい詰め物をしてもらうから」と言って取れた詰め物を捨てたり放置したりしないようにしてください。

外れた詰め物を放置するとどうなるのか?

外れた詰め物を放置するとどうなるのか?

「外れてしまったものは、しょうがない」と思って、詰め物が取れた状態を放置する人もいます。しかし、それは危険極まりないことです。
まず、詰め物が取れたのを放置すると「虫歯の原因になる」というリスクがあります。詰め物は、虫歯治療で損なわれた部分を補い、守る役割をします。いわば包帯や絆創膏のような役割を果たしているのです。私達の口の中には、常に虫歯菌などの「常在菌」が存在します。つまり、私達の歯は常に虫歯などの病気のリスクにさらされているわけです。詰め物を取れた状態で放置するということは、虫歯治療の傷口をそのまま放置し、常在菌の危険性に晒し続けるということになります。
既に虫歯治療を施しているということは、その歯は虫歯が進行した後の状態ということになります。なので、その状態で虫歯になってしまうと、すぐに虫歯が重度の状態になりやすいということになります。虫歯が進行すると、最終的に歯を抜かなければならない状態になってしまいます。せっかく詰め物をして保護している天然歯を失ってしまうことになってしまうので、放置せずに早めに歯医者に行くべきなのです。
また、詰め物を取れた状態で放置すると、かみ合わせが悪くなるというデメリットもあります。詰め物を失っているということは、歯のその部分が欠落した状態で逆の歯(上の歯と下の歯)と噛み合う状態になります。この状態で咀嚼を続けると、歯がすり減ってしまったり浮き出てしまうといったリスクを抱えることになります。結果、治療を受ける段階になると余計な治療を必要とすることになるのです。

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