2018年03月15日 (木) 

歯のトラブルを避けるには親知らずは抜いたほうがいい?

20歳前後に生えてきて親も知らないから親知らずと呼ばれているのが第三大臼歯です。親知らずと皆さん読んでいますよね。親知らずが生えてきた患者さんの多くは抜いていると思います。その理由は痛かったから。成人して顎の骨も成長が止まり、歯茎も完成していたのにもかかわらず親知らずは歯茎を裂いて生えてきます。これが痛いのなんのと思っている方、間違いです。

親知らずは生えてくるときに細菌感染していることが多いので痛くなるのです。
今回は池田歯科が、そんな親知らずの歯のトラブルと親知らずがみなさんを救ってくれることもあるという可能性の話をしていきます。

歯のトラブルになる親知らず

歯のトラブルになる親知らず

親知らずは大きく3種類に分けることができます。
●完全に生えている
●中途半端に生えている
●歯茎の中に埋まっている
これら3つの状況で歯にトラブルを起こすか否かが決まってきます。

■完全に生えている
完全に生えていれば問題ないと思う人が多いですが、親知らずは奥歯のさらに奥に生えています。通常の歯ブラシだと届きにくく、届いても気持ちが悪くなってしまう人がいます。結果として磨き残しが多くなり虫歯や歯周病になるリスクがものすごく高いのです。また、親知らずは確実に上下左右で生えるとは限りません。もし完全に生えていても反対側に歯が生えていないと歯茎などを噛んでしまう恐れもあります。

■中途半端に生えている
歯のエナメル質には歯茎が付着しないようになっています。歯茎が付着しないということはほんの少し隙間が空いています。そこへ細菌が侵入すると歯周炎や歯肉炎を発症しやすくなります。
実際に中途半端に生えている親知らずは歯周炎になっているリスクが高く、歯周炎が原因で痛みを感じて親知らずを抜くことが多いです。

■歯茎の中に埋まっている
歯茎の中に埋まっていれば細菌が侵入するリスクは少ないです。しかし、生えてこないというのは顎の大きさが小さいと言えます。顎が大きかったら歯が生えてこれるのに小さいので歯が生えるスペースがなく埋まっているのです。そもし真横になっているような形で親知らずが埋まっていると横から歯を押して歯並びが悪くなることもあります。また、埋まっている歯に嚢胞という袋状のできものができることもあるのです。歯並びに影響を与えるような場合や、嚢胞(含歯性嚢胞)ができているときは抜いてしまいましょう。

親知らずが救世主?

親知らずは移植をすれば自分の歯として再利用できます。
例えば臼歯部のどこかの歯が重度の虫歯や歯周病または割れてしまって抜かなければいけない状況になったとします。通常であればブリッジや部分入れ歯・インプラントを選択しますが親知らずが残っている人は親知らずを移植できます。

ただし、移植も100%成功するというわけではなく成功率は施術を行う歯医者によって変わってきます。移植先で歯がしっかりと定着するかどうかも関係してきますがもし移植を検討している場合は親知らずを健康に保っておく必要があります。

■移植を成功させるためには
親知らずの移植を成功させるためには
●歯周病にならない
●禁煙をする
●虫歯は治療しておく
●栄養のあるものを食べる
以上のことが大切になります。移植先では歯茎から歯へ栄養供給をし、歯根膜の再生や結合が行われます。そのため歯茎に影響を与えるタバコはできるだけ控えてもらったほうが成功率が上がります。栄養素を多く歯に与えるためにも栄養のあるものを食べることはもとより、睡眠や休養もしっかりと摂るようにしましょう。

親知らずの抜歯

親知らずの抜歯

実際に歯にトラブルが起きる可能性がある親知らずを抜歯しようとなった時にはどのようなリスクやメリットがあるでしょうか。

■リスク
親知らず抜歯後には血が溜まりますが、その血が剥がれ落ちてしまい患部が露出することをドライソケットと言います。ドライケットになると痛みが強く耐えられないこともありますが、予防をすれば高確率で防ぐことができます。
さらに下顎の親知らず近くには下歯槽神経という神経が走っていて損傷すると唇の知覚麻痺が見られることがあります。
もし神経を損傷してしまってもビタミン剤の投与で改善が見られることがあります。心配なことがあれば歯医者へ事前に相談しましょう。

■メリット
親知らずを抜くと顎の骨が小さくなり、筋肉量も少なくなるので結果的に顔が小さくなる傾向があります。今まで歯ぎしりをしていた患者さんが親知らずを抜歯したら歯ぎしりが解消したという報告もされています。

親知らずの抜歯は状況によりますが、一般歯科を標榜している歯医者で抜歯できることが多いです。ただし下歯槽神経とあまりにも近接している場合や神経を覆うように歯が生えている場合は大学病院や市民病院の口腔外科でなければ抜歯できないことがあります。時間的にも余裕を持つために早めに池田歯科へ通い親知らずの抜歯が必要かどうかを判断してもらい、そこで抜歯できるのか口腔外科の病院へ行かなければいけないのかを判断してもらいましょう。



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