2018年01月1日 (月) 

たった2日で硬くなる…歯石になるまえに歯垢を除去する大切さ

歯石取りをしてもらうと、歯がスースーとすき歯になったような気がするかもしれません。歯石は歯と歯の間を埋めるように付着していて、歯石取りをすることで隙間が空いてしまいます。また、知覚過敏の症状も歯石取りの後に出てくることがあります。歯垢の状態でケアをしていれば、知覚過敏の症状もすき歯にもなりません!
今回は池田歯科がみなさんに、早期で歯垢ケアをしてもらうため、歯石と歯垢の違いについてと、ケアの方法をお話しします。

歯石と歯垢の違い

歯石と歯垢の違い

歯垢や歯石は同じ意味として捉えられることが多いですが、実は似て非なるものです。歯垢は別名プラークです。プラークなら聞いたことある人が多いのではないでしょうか。プラークは食べかすの一部で歯磨きで除去できますが、磨き残しや磨かない人の口の中にはプラークが付いています。歯石はプラークが固まったものです。
歯垢は歯磨きをしなければ絶対に取れないというわけではなく、歯磨きを少し怠っても実は除去できます。その要因の一つが唾液です。唾液は口の中に適度な湿度を与えるだけでなく、口の中にいる細菌や汚れを落とす役割もしてくれます。唾液は1日1.5L~2L程度分泌されていて唾液の分泌量は寝ているときに減少します。寝起きの口の中はトイレよりも汚いと聞いたことはありませんか?それは唾液が分泌が少なくなり、口の中に細菌がたくさんいるからです。歯垢は本来すぐに除去できますが、唾液の分泌量の減少などで口の中での滞在時間が長くなって歯石へと変化していきます。
では、どのようにして歯石になるのか見ていきましょう。

歯石は硬い!

歯石は「石」とついているだけあって硬いです。その硬さは何が作り出すのかというと、唾液中のリン酸イオンやカルシウムイオンです。唾液はプラークを落としてくれる役割じゃなかったの?と思っている方もいるかもしれませんが、唾液の分泌が減少する夜中には、成分は同じでも微量の唾液が流れ出ています。その唾液中の成分がプラークに結合することで石灰化が起きます。下顎前歯の裏側は唾液が一番触れやすい場所です。舌先もよく触れるので唾液が歯に触れやすく、プラークもリン酸イオンやカルシウムイオンを多く吸いやすくなっています。これにより、他の歯に比べて歯石ができやすくなっています。
歯垢はたった2日で歯石になってしなうと言われています。硬くなってしまった歯石は歯と強固に付着しています。これは、コンクリートの壁にコンクリートの泥を投げつけたような状態です!こうなってしまうと、除去するのがどれほど大変か想像つきますよね?

歯垢ケアの方法

では、歯石を作らない、プラークを溜めない為にはどうしたらよいでしょうか。それは、歯磨きを怠らないことです。歯磨きをしっかりと行うことは当然ですが、最も重要なのは毎日磨くということです。やはりプラークの付着が多い人や歯石が目立つ歯医者の患者さんは、面倒くさくて1日1回しか磨かない日があったり、磨かないで寝てしまう人もいます。毎日継続して磨いてあげることは、プラーク予防、歯石予防、そして歯周病予防として重要になります。

歯周ポケットを意識しよう

歯周ポケットを意識しよう

正しい歯磨きの仕方は一体どのようなものでしょうか。

■バス法
歯と歯茎の間にある歯周ポケットに細菌が侵入して歯茎が下がっていくのですが、この歯周ポケット内を清潔に保つと歯茎が下がることを止めることができます。さらに、プラークや歯石も歯周ポケット付近に付着しやすいので有効的です。
まず、歯と歯茎の間に45度の角度をつけて歯ブラシの先を優しく当てます。そして小刻みにブラッシングを行います。この時強くゴシゴシと磨いてしまうと歯茎を傷つけることになるので歯茎が下がるのを進行させてしまう原因にもなります。
自分のブラッシングが強いかどうかは、今使っている歯ブラシの毛先をみてください。ブラシが外に開いている人は歯ブラシを強く押し当てて磨いている可能性があります。

■歯茎をマッサージするブラッシング
他にも歯茎をマッサージして血行を良くするために、歯ブラシの脇腹を使ったブラッシングもしましょう。

デンタルフロスも有効

ブラッシング方法はたくさんの種類がありますが、すべての磨き方をマスターし完璧に行うことは難しいです。そんな時に使えるのが補助器具です。

■デンタルフロス(歯間ブラシ)
清掃補助器具というと難しい言い方ですが、いわゆる歯間ブラシなどです。歯ブラシだけで口腔清掃をしてもプラークが除去できる確率は60%~70%といわれています。中でも歯と歯の間が離れているところは歯ブラシでは掃除しにくいです。歯間ブラシを使用すると歯と歯の間も磨くことができるのでプラーク除去率は向上します。

■舌ブラシ
他には舌ブラシを使用し、舌の上に付着しているプラークも除去するようにしましょう。
舌ブラシは舌の奥から手前に向かいブラッシングをするとプラークを除去できます。ここでも強く磨いてしまうと舌の表面にある味を感知する細胞を傷つけてしまうので気をつけましょう。


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