2017年11月1日 (水) 

虫歯じゃないのに歯が痛む…もしかしてストレスが原因かも!

皆さんは歯が痛いと虫歯を疑いますよね。歯痛の多くは虫歯によっておきますが、歯医者さんへ行って、「虫歯はない」と言われたらどうしますか?虫歯がないのに痛みが続くなんて…そんな状態が続くと精神的にも病んでしまうほど困りますよね。
虫歯がないのに歯が痛いときは、もしかしたらストレスが原因かもしれません。ストレスによってどのように歯が痛くなるのか、その対処方法について池田歯科がご紹介します。

歯が痛くなる仕組み

歯が痛くなる仕組み

歯が痛くなるのは歯の中に通っている神経が何かによって刺激されることで起こります。その刺激は炎症が起きている時の炎症性物質かもしれませんし、虫歯の細菌が産生する物質かもしれません。虫歯の治療中だと削っている時の物理的刺激かも知れません。これらの外部刺激によって神経が刺激を受けることで、歯に痛みが出てしまうのです。
もし歯が痛くて痛くて仕方がないという時は、治療法として神経を抜くということも考えられます。

虫歯じゃないのに歯が痛くなることがある(歯科医院へ通っていたのに…編)

歯科医院で治療を受けて虫歯を治したのに、歯が痛くなることがあります。これはただ単に歯科医師の治療ミスや虫歯を取り残したというわけではありません。虫歯の治療後は治療用のドリルで削っていて、削った時に摩擦熱が出ないように水を出しながら治療をしています(この水や唾液をバキュームで吸っているのですね)。水によって完全に摩擦熱を除去することは難しく少しは摩擦による影響が出るときがあります。それが痛みとして出るのです。
また、治療直後は冷たいものや温かいものもしみることが多く、何日か経てば自然と痛みが消えるのが一般的です。
また神経を抜いた場合についてですが、神経は歯から脳まで繋がっています。脳まで繋がっている神経を抜くことは無理なので歯に繋がっている一部を除去することになるのですが、ごく稀に少し神経を取り残してしまいうことがあります。その状態を残髄(ざんずい)といいます。残髄の状態だと神経が少しは機能しているので痛みを生じることがあります。

虫歯じゃないのに歯が痛くなることがある(歯科医院へ通っていなかった編)

虫歯じゃないのに歯が痛くなることがある(歯科医院へ通っていなかった編)

歯に痛みが出て歯科医院へ行くと、虫歯はないと言われてしまった場合は何が考えられるのでしょうか。
この時考えられるのは2種類あり、「非定型歯痛」と「他の部位が原因で起きる歯痛」です。
非定型歯痛というのは神経因子が原因と精神的ストレスが原因の2つの説があります。神経因子は過去に虫歯や歯痛が強かった経験があり、それを神経が記憶していることが原因だと言われています。精神的ストレスが原因の場合はカテコールアミンと呼ばれる神経物質が血液中に増加することで血管が充血し歯痛が起きると考えられています。
非定型歯痛の症状は歯や周囲に痛みが波及していて、痛みに対して麻酔が効かないことが多い、痛みは常時強いというのが特長です。
他の部位が原因で起きるのは副鼻腔炎や帯状疱疹、顎関節症や狭心症・心筋梗塞が原因だと言われます。
副鼻腔炎は上の奥歯がよく関連し痛みます。副鼻腔炎の炎症が歯に波及することもあり、逆に歯の炎症が副鼻空へ波及することもあります。帯状疱疹による痛みは口の周りに痛みを発生させます。こう言った炎症は一度治っても免疫力の低下によって再発することもあります。
顎関節症は顎の関節の痛みですが口を動かす時に痛むので虫歯と勘違いしてしまう人もいます。あまり知られていませんが狭心症や心筋梗塞でも歯痛が起きます。

ストレスが原因している痛みの治療方法

精神的なストレスが原因の場合は、歯科医師による治療では治りません。物理的に歯がダメージを受けているわけではなく精神的な要因が大きいからです。
その場合は、薬物療法が多く採用されています。よく用いる薬物は、三環系抗うつ薬と呼ばれるものです。三環系抗うつ薬は非定型歯痛の患者さんの約80%に効果があったと呼ばれる薬です。ただ、この薬の副作用として唾液分泌の減少が報告されているので注意が必要です。
唾液の分泌が減少することで虫歯になるリスクが一気に上がります。これは唾液により口腔内が清潔に保たれることで虫歯の原因となる細菌が栄養源とする食べかすやプラークを減らすことができるからです。唾液の分泌があまりに減ってしまうと、飲み込みをすることも大変になるので人工唾液などで対応することが一般的です。
心療内科の受診をすることも非定型歯痛を治す方法の一つです。ストレスや精神状態が関係しているので、心療内科を受診しストレスと上手に付き合うことが大切です。非定型歯痛を抱えている人は歯科心身症と呼ばれる病気へ発展することもあります。これは口臭がしていないのに口臭がしているのではないかと感じたり、噛み合わせはあっているのに気になって仕方がないという病気です。中でも有名なのは舌に何もないのに痛みを感じてしまう舌痛症です。これはストレスを多く感じる中高年の女性に多く発症しています。
ストレスを完全になくすことはできませんが、ストレスとうまく付き合うことで自分自身の健康管理をできるようにしましょう。



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